ベトナムの基本情報
ベトナムの基本情報を紹介します!
もくじ [クリックで飛べます]
国名
ベトナム社会主義共和国 Socialist Republic of Viet Nam
首都
ハノイ
都市
北部
ハノイ(首都・政治の中心)
中部
フエ(古都)、ダナン(リゾート地)
南部
ホーチミン(最大の経済都市)
ベトナムは日本のように南北に細長い国です。南北で気候や食文化が異なり、ベトナムと一口にいっても訪れる地域によって受ける印象が異なるのがこの国の特徴です。ベトナムに行こう!といっても、ハノイに行くのかホーチミンに行くのか、はたまたベトナムを縦断するのかで旅行の計画が大きく変わってしまいます。参考までに距離感をお伝えします。
ハノイからホーチミンまでの直線距離は1137kmです。青森から福岡までの直線距離は1219kmなので、本州の先から先と同じくらいの距離だということがわかります。
非常に、遠いですね。
これをバスやタクシーで移動するのは不可能です。飛行機だと2時間くらいで着くので、両都市に行く場合は現地で国内線に乗ることを想定しておくと良いと思います。
時差
-2時間(日本がAM10:00のとき、ベトナムはAM8:00)
気候
3タイプの気候がある?
全体としては高温多雨!
しかし、前述の通りベトナムは南北に長いので、地域によって気候が異なります。
冬場は北部では厚手のジャケットが必要な日でも、南部では30℃を超えたりするので、訪問先の地域の気候をチェックするようにしましょう。
【北部】
年間の気温差激しい。1~2月が一番寒くて最高気温が20℃前後、7~8月が一番暑くて連日30℃超え。
【中部】
年間平均気温は、約27℃。8~1月降水量多い。8~9月は猛暑で10~11月は台風シーズン。
【南部】
雨季前の4~5月が一番暑い。最高気温は34℃前後で降水量も多いので、じめじめとした暑さが続く。11~4月が乾季で比較的に過ごしやすい。
気候のまとめ
地域 | 最も暑い時期 | 特徴 | ベストシーズン |
---|---|---|---|
北部 | 7月~8月 | 年間の気温差激しい | 10~2月(涼しくて湿度低い) |
中部 | 8月~9月 | 高温多湿で雨が多い | 2~6月(乾季) |
南部 | 4月~5月 | 年平均気温27℃で基本的に暑い | 11~3月(乾季で湿度低い) |
人口
約9,370万人
言語
ベトナム語
ベトナムで英語は通じる?
簡単に一言で説明すると、「全然通じない国」です。
安定して英語が通じるのは、ホテルや空港です。観光地や大都市の観光客向けレストランは日本と同じくらいのレベルで通じます。しかし、街中や警察、タクシー、ローカルフード店などは全く通じません。首都のハノイですらその状況なので、ホーチミンやリゾート地のダナンでもあまり通じないと思っていたほうがいいです。だからといって施設や食べ物のベトナム語名を覚えても、ベトナム語の発音は非常に難しいので、日本人がベトナム語を発しても、ベトナム人には理解してもらえません。
では、どうすればいいの?
英語が通じないからと言って、そこまで不安になる必要もないと思います。ベトナム人は日本人に対して優しいので、日本語英語ベトナム語を交えて、身振り手振りで伝えれば、伝えたいことはだいたい伝わります。それでも無理ならグーグル翻訳を使うといいでしょう。変な訳になってしまっているかもしれませんが、ないよりはマシかなと思います。
宗教
仏教、カトリック、カオダイ教、ホアハオ教など
民族
キン族(越人)約86%
他に53の少数民族がいます。
通貨
100万ドンは日本円でいくら?
1,000,000ドンは日本円で4,800円くらいです。「100万が5千弱に?!」と驚きませんか?ベトナムドンはとにかく桁が多くて計算しづらい通貨です。旅行先で困らないようにここに計算のコツを載せておきます。
1ドン=0.0048円です。このままでは計算しづらいので桁を上げていきましょう。
1,000ドン=4.8円≒5円くらいです。つまり、1万ドンが50円くらいで、2万ドンが100円くらいになります。
筆者がベトナムで買い物するときにしていたコツを教えます。計算方法は【おしりの0を二つとって半分!】です。
具体的に説明すると、【25000ドン】という値段を見たら、【0二つとって250 → 250を半分して125】と計算します。2万5千ドンの食べ物は、日本円で125円くらいだということがすぐにわかります。
現地では3万ドン程でフォーが食べられます。30,000ドンはいくらかわかりますか?さっきの計算方法を使って計算してみてくださいね。本当に激安!そして激うま!(通貨の話とはずれますが、)ぜひ現地でフォーを食べてほしい!食べてください!